朝ドラ「スカーレット」は「自分が選択することの大切さ」を教えてくれる

あっという間に時は過ぎゆき、ブログがとうとう月一回になってしまっている。
言い訳を言えば、臼井の休職中は毎週月曜更新の名言ブログは私が更新しているので
全然本人的には「書いてない感」ないのですが、個人ブログは「書いてない感」大有り。

本当はKバレエのことも、海老蔵ラストABKAIのことも書きたいのですが
今日は表題の件について書いていきます(*^_^*)

私は朝ドラをBS2で観てから出勤するのがルーティンなので
毎朝必ず観ています。

101作目となる今秋スタートしたスカーレット
「スカーレット」の画像検索結果

舞台は昭和30年代の滋賀・信楽
おおよそ60年くらい前の時代で
女性陶芸家・神山清子さんがモデルの立志伝がベース。
主人公の喜美子は、3人姉妹の長女で、両親と暮らす5人家族

9月に始まり、今はまだ、
「陶芸家」になる前の「絵付け師」になるかならないかのフェーズ。

さて、本日は主人公の父親についてです。

今回ブログを書くにあたり、
世論はこの父親に対し、どういう反応か?と調べようと
グーグルで検索しようと思ったら
「スカーレット 常治 」と入れたら、もう「スカーレット 常治 嫌い
と候補が出る!

おお、やはり多くの視聴者がそう感じてしまうのか・・・(^_^;)
と思いつつ、いろんなまとめを観てみると・・・↓

スカーレット 喜美子の父・常治の「男の意地と誇り」って何?
【スカーレット】毒親の常治とマツに批判殺到!喜美子に同情論噴出!
スカーレット父親が最低でクズ!イライラムカつく言動まとめ

演じる北村一輝さんの演技力により、「憎めない」という評価を獲得しつつも
日に日に「クズ」「ロクデナシ」論が高まる常治。

◆自分の都合で娘の意思を聴くことなく当たり前に娘の人生の進路を決めてしまう
(進学させない、就職させる、勝手に見合い相手を家に呼ぶ、などなど)
◆お金もないのに、お酒を飲んで、気に入らないことがあるとちゃぶ台をひっくり返しどなる
◆ことごとくツケで借金を雪だるま式に増やす計画性の無さ

こうして書いているだけで、また、私も不快になってきました。(,,꒪꒫꒪,,)

ただ、主人公の喜美子は
理不尽な圧力に流されない。

大阪で3年間女中業をやって内職でやりくりしながら
実家への仕送りも欠かさず、その傍ら美術学校に進学するために貯金していた喜美子

「大阪で働きながら仕送りを続け学びたいことを学ぶ人生」

「信楽に帰って幼馴染の陶器のメーカーで働く人生」

「ビジョンが描けるのは前者だが、
この先、何が起こるかわからない後者を選択することを決めた」と言い切る。

たとえ、意に沿わないことがあり
どうしても抗えない状況にあったとしても
「仕方なく流された」という意味付けにせず
「様々な自分の中の価値観に照らし合わせて自分で決めた」とい言い切る人生に出来るかどうかで
未来は変わるよなあ~~~としみじみ思います。

というわけで、これからも常治のクソ父っぷりは時に
私や多くの視聴者を不快にするでしょうが(꒪ꇴ꒪|||)
しなやかに、志を立て、
壁を乗り越えながら、目指す道を行く喜美子の姿に焦点を当て
3月まで毎朝楽しみに観ることとします。

 

前の記事

リスクマネジメント