人生100年時代のライフプラン3.0
母が先日87歳になりました。
多少足がおぼつかない部分はありますが、いたって健康。
頭はしっかりしてますし、一人で外出し、行きたいところに行って
仲間と趣味を楽しんだり、買いたいものを買うことも普通です。
人に世話をされるどころか、まだ人の世話ができる状態。
今度、政府は人づくり革命の有識者会議のメンバーに
リンダ・グラットン氏を起用しましたが、
長生きな特別な人だけが100歳以上生きる時代から
多くの人が人生100年時代をとうとう迎えるにあたり、
ライフプランも時代と共に設計変更を余儀なくされているというわけで
千葉商科大学教授・日本FP協会専務理事の伊藤宏一先生「ライフプラン3.0」という名前で提唱されています。
このライフプラン3.0のポイント(私なりの解釈)は
40歳や50歳の転職は当たり前。
※フルではないにしても多くの人が75歳くらいまで年金ではなく労働収入を得るようになる。
・結婚したら外の仕事も家庭の仕事も【共働き】子育ても【共育て】が当たり前。
※シングルインカムは個人が複線的キャリアを描く上でもリスクに捉われ発想が限定される
・多くのチャネルを持てるコミュニケーション能力はリソース。
※友人関係、地域コミュニティ、趣味のつながりなどを継続して持つ力は100歳まで生きる上で欠かせない。
これを見ると、私の母はライフプラン1.0(大きな会社に入り、そこでずっと働いていれば給料はずっと増え続け「夫が稼ぎ、妻が専業主婦」が当たり前の時代)の時代でありながら、さながら2.0を飛び越え、3.0を実践してるなあとしみじみ思います。
に関して言えば
大連で生まれ、戦後日本に帰ってすぐは一年働いてから高校に行き、
大学で資格を取り、企業では50歳で転職もし、70歳まで働き
薬局でその後2〜3年フルではたらいてました。
に関しても
父もある意味、時代先取り男でしたから、仕事≦家庭の価値観を持ち
定時で速攻帰ることは当たり前だったので、それを意識したわけでもなく共働き&共育ては実践。
については
小学校時代から大学時代まで学生時代の友人、趣味つながりの友人
ご近所さんに至るまでネットワークは広いので確かにイキイキしている。。。
類友なので、母の周りは市井の人でそういう女性が多い。
Facebookでつぶやいたら、インタビューにして本にすべきとお友達に勧められ
そうか、小説仕立てにしても面白いのかもしれない・・・などと妄想しております。