試練の乗り越え方
先週、海老蔵さんがあさイチに出たので録画してじっくり観ました
印象深かったのは、視聴者から
「試練がやってきたときどのような考え方で乗り越えますか?」
という質問があり、彼は
「平常心ですね。」
と答えていたくだりです。
小さくても大きくても日常的に、心乱れることがある中で、
大切なのは軸、自分自身を見直す平常心である。
といったことを話す海老蔵さんに
イノッチが「もともと軸はあったのですか?」と質問するも、
自分の軸はもともとあったわけではないけれど
自分の物差し、他の方々の物差しは全部違うので
そこで大事なのは、流されるのではなく、
冷静に自分を見直し「自分としては、どうなのか?」ということを明確にしていくことが境地を脱する手立ての一つだと思う。
と答え、
誰も助けてくれない。とにかく誰も助けてくれない。
何事も自分でやらなくてはいけないということが世の常で
助けてくれる部分もあるけど、本当のところを助けてもらうことはできない。
そこはやはり自分がしっかりするということ、平常心ですね。
というところは私が最も深く頷くところでありました
有働さんが
「でも、折れちゃいそうなことないですか?誰か助けてくれよぉ~って…」と聴くも
「そこも自分でセーブします。へし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れてへし折れて無くなっちゃって木端微塵みたいになったところまで行ってるんで、あまりもう折れなくなっている」
と笑顔で応えていました。
誰も最初から軸があったり折れない心があるわけではない
んですよ。なので、自分自身が「折れやすい」「軸が無い」と思う人は
こういう海老蔵さんのエピソードを聴いて、
いきなり反応で「私には無理」と思ってしまったとしても
ふんばって「まずは彼の言わんとするところは何だろう」と受け止めてみてほしいと思います。
昨日の荻原次晴さんの「しくじり先生」も非常によきアドバイスがありました。
世の中的にスゴイ優秀な人(自分のコンプレックスが刺激される人)と対峙した時にやってはいけないこと3つ
1)負けたときに「自分は本気出して無いだけ」と逃げること
2)出来なかった時に「どうせ無理。やったって無駄。だって…」
と自分がやらないことを正当化すること
3)周囲に八つ当たりをすること
優秀な双子の兄がいたおかげで自分の存在すらも否定された気分になっていたときを
振り返り「やっちゃいけなかったな」と思ったことが上記3つだと言ってました。
スゴイ人を目の当たりにしてどれもついついやっちゃいそうですが
特に2番目の思考が日常的に癖になっている人は、
きっと海老蔵さんの平常心の話を聴いても「すごいなあ。でも、私は無理」って瞬間思ってしまうでしょうか。
ただ「無理!」って思っちゃうと、脳の思考が停止してしまうので、
一呼吸おいて
「それってどういうことかな?私の中で活かせる部分はあるかな?」
…って考えてみてほしい。
TVを見ていてふと思ったことでした。
海老蔵さんの「自分の物差しと他人の物差しは違う」という言い回しはダイバーシティの研修で、常に私も常用している言い回しで贔屓冥利に尽きました
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