「自己肯定感が高い」ことと「ありのままで良い」ってイコールでしょうか?
毎月1回私は「哲学の会」で学ばせていただいております。
そして、昨日仲間と対話していた中での気づきです。
「自己肯定感を持つことは良いことだ」
と言われると
「自己肯定って今のまま(ありのまま)の自分で満足しちゃうイメージがある」
「現状維持スイッチが働くと人って成長しないよね」
「だから、自己肯定を持つって本当に良いことなの?」
という問いが生まれるらしい。
なるほど。
私たちWoomaxがお伝えしている「自己肯定」は
「人は全能な神ではない。不完全な生物であること。」
「不完全な部分も含め自分であると認知すること。」
「自分だけでなく、誰もがそうであることを認知すること。」
「だから、完全でなくても恥じる(落ち込む)(傷つく)必要が無いことを認知すること。」
「全能ではないが、自分の能力の中で“自分の”幸せに寄与しているコト・モノは何かを認知すること」
「自分の能力の中で“他者の”“社会の”幸せ、お役に立てているコト・モノは何か認知すること」
を指しています。
だからこそ、より良い自分、より良い社会に向かうことが出来る。
実現手段として、強みを伸ばしたり、弱みを改善することが出来ると考えています。
去年爆発的に大ヒットした「アナと雪の女王」
エルサの成長ステップを見逃さないでほしいです。
氷をつくれる特殊能力を親から隠すようにと否定されたので、
1)他者とも社会とも関わらず自分を否定しながら生きる
アナとうまく話が出来なくて氷の城に閉じこもる
2)他者や社会の目を気にせず、自分の特殊能力を肯定できる環境をつくる。
アナの「真実の愛を示す行動」によって、視点が変わり視野が広がる
3)他者と、社会のために自分の能力を活かす喜びを知る。
Let it Go は、成長過程のプロセスなのに、あたかもそれをGOALのように捉えて
「ありのままで良い(から、現状維持します。より良くなる行動なんて必要感じませんが何か?)」
というのはあまりにも残念な思考です。
![]()
・・・というわけで、
自己肯定感を持って「より良く生きる」を実践していきましょう!
をこれからも推進したいと思いました。
「ありのままの自分」を肯定することを「他人に求める」のは自己肯定していない証です。
自己内対話を増やして自分を信頼することから始めましょう!

