中小企業の女性雇用に関する実態調査

昨日、日本政策金融公庫総合研究所が発表した
中小企業の女性雇用に関する実態調査ご覧になりましたか?
私は、大企業についてのreportが多い中、大変興味深く拝見しました。
中小企業の、と謳っていても、本質的なベースメントは今まで大企業向けアプローチと変わりません。
P72~73に書かれている3つのポイント
1)企業のビジョン・目標を明確に
経済産業省の産業構造審議会が発表した
就業構造の将来予測
の中P8,P13,P18などにもあるように
長期的視野における喫緊の課題である
この案件をボトムから~というよりは
「企業戦略上必須」ということをトップから発信することは
とても重要。
2)女性の活用推進は段階ごとに着実に
こちらも、
長く働き続けられるための制度と環境・
能力発揮のための評価と意識の改革
・・・が必要不可欠。
少しずつ、着手しトライアンドエラーを繰り返しても
続けていくことが大事。
3)両立支援・女性活躍推進は男性・ステークホルダーにとってもメリット
均等法施行以来、変化の歩が遅いのは
ここの明確化も多様化しているからでしょうか。
当社としてはここに力を入れるコトが女性活躍推進の鍵だと思っております。
P74の女性活躍への取組と利益を見て嬉しいなあと思うことは
女性活躍を取り組んでいる企業の95.5%が
女性活躍を取り組んだことが「プラス」「どちらかと言えばプラス」と回答している点。
6月は男女雇用機会均等月間
経済産業省も、厚生労働省も、内閣府も
ダイバーシティ推進における女性活躍推進を支援している風を感じる今日この頃です♪
経済同友会からも5月28日に
「意思決定ボード」のダイバーシティに向けた経営者の行動宣言
で、女性管理職・役員の登用に国の目標と同じ数字を掲げています。
明らかに女性活躍推進のための大きな機運が高まる中、
一時的なものとして作用することなく、確実なことを積み重ねていきたいと
思いを新たにいたします。
特に中小企業でも実践されていくことは本当に大切。
私が前職の頃には、実践は夢のまた夢であったお題目が
お題目ではなく、実践課題として認識されることに大いなる感謝の念があります。
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まったく話は変わりますが、先日東京ドームで巨人大好きなダーリンと野球観戦いたしました。
20年前は、男性が9割占めていた、ビールの売り子さん(かつて、重い、暑い、つらいお仕事だったんですよね)は
いまや、カワイイ若い女性100%になっていました。
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画像はこちらから拝借
その当時は「そんなことありえない」が時代の変遷で変わることは多い。
余談)
デキる女子は、団体客を見極め、さり気なく巡回し一回の販売に5杯売るのがお上手でした。