厳しい?やさしい?

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「やっぱり女は・・・」男性意識が招く職場の悪循環 です。
長年同じループで語られるこのテーマ。
実際のところ
「そもそも女性は仕事に対する意欲が乏しく、責任感が薄い」
と、総体的に思われて致し方ないという現状があるのも事実。
そして、多くのジェントルマンは、若手の女性社員に
厳しく指導して泣かれるよりも、ある意味【適当】に指導して
嫌われるのを避ける方がメリットがあると考えがちなので
(実際短期的メリットはある)勘違いしたまま経験を積まずに
年だけ重ねるハメになる女性社員も多い。
目的達成に対しそれを阻害する問題行動を起こしてるならば
男女関係なく、厳しく指導することは、モチロン、是です。
ただ、男女ではやっぱり脳の特性自体が違うので、
違うと認識した上で、しかし、目的のために
時には男女同じように厳しくすることが、とても大事なことなんだ・・・と思います。
短期的にその場を和ませたい。今日のところは、ま、いっか。
それが永遠に続けば幸せです。
しかし、長じても自分の人生、すべてだれかが責任をもってくれるわけではないのです。
親でさえ。
誰かに責任をとってもらおうと思ってる30代、40代は厳しいですね。
若いウチに厳しくされないと成長するチャンスが無いまま年だけ重ねてしまうのは
恐ろしいことです。女性のほうがそういった環境になりやすいということが
本人にとっても組織にとっても課題なのです。
長期的に、自律&自立できるようにしてあげることが
年長者の役目ですね。
私は、息子が2歳の時に生まれつきの、克服することは叶わない
ハンディがあるとわかったときに、決心したことは一つ。
「絶対メシが食える大人にすること=納税者にすること」でした。
そして、彼は私が死んだ後も一人で生きていかねばなりませんが
誰かに助けていただかなくては生きてはいけないので
「愛される人」にしよう、とも思いました。
そして、そして、一方的に助けられることをアタリマエとせず
何かを周りにお返しできる存在にしたいと思いました。
彼自身にできること、それは、日常を「一生懸命生きる」ことです。
お陰様でTSUTAYA東浦和店に今年の4月から就職させて頂きました。
毎日毎日元気に働いております。
朝礼、誰よりも大きな声で社訓を空で唱和します。
※体験実習の時にまず、最初に翌日暗記していくよう指導しました
黙々と与えられた時間内で与えられた仕事を必ずやりきります。
毎日毎日それをつづける姿を見て他のスタッフの皆さんは
「彼が頑張ってるなら自分はもっとできることがあるのではないか?」
「自分は生まれつき彼が持っていないものを持っているのだから感謝しないとな」
・・・と思っていただけてるようです。
忙しい時に特に「いてくれてありがとう」「助かるなあ」と
お声をかけて頂いてるようで、本人もお店に行くのが楽しいようです。
そんな、ありがたい環境に就職させて頂きましたこと、本当に大感謝です。
ただ、その環境を毎日持続させるのは本人の行動によるところが大きいとも思います。
厳しい?優しいは?とても主観的なもの。
捉え方は目的によってまったく違ってきますよね。
大事なのは、やっぱり明確な目標を何にするかです。
そして、明確な目標に対して、行動するかしないかそれだけです。
本日は企業研修用のドリームマップ(R)公開講座を開催してます~
みなさんとっても真剣です。
午後はいよいよ、目的、目標を明確にするワークが始まりまーす。