ブータン国王

おはようございます。竹之内幸子です。
6日間の来日を終えてブータン国王夫妻ご帰国なさいました。
話題のブータン国王・演説全文 
時間がないビジネスパーソンの皆様も
是非上のリンクをクリックして一読されることおすすめです。
31歳。若い。しかしきっと己の中に在る龍に、
たくさんの多種多様の”経験”を食べさせて大きくなられたわけですね。
ちなみにジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王の父親である
ジグミ・シンゲ・ワンチュク前国王の人柄がうかがわれる日本に所縁のあるエピソードは以下。
1989年に昭和天皇の大喪の礼参列のため来日されたとき
多くの諸外国首脳が日本から経済協力支援を得るため葬儀前後に日本政府との会合、
即ち「葬儀外交」を行ったのに対し、ジグミ・シンゲ・ワンチュク国王は
一切の「葬儀外交」を行わず、大喪の礼のみを行って帰国した。
新聞記者がその理由を国王に尋ねると、国王は
「日本国天皇への弔意を示しに来たのであって、日本に金を無心しに来たのではありません」と答えたという。

また、今話題のGNH、国民総生産のように金銭的・物質的豊かさを目指すのではなく、
精神的な豊かさ、つまり幸福を目指すべきだとする考え
「国民総幸福量」(Gross National Happiness)という概念を提唱。
品格は積み重ねないと中々醸し出せませんね。

前の記事

男の気持ち、女の気持ち